飲酒は否定、断酒は肯定。
断酒13日目
酒を飲まなくなって気が付いた事があった。
習慣・ストレス・孤独感
人によって飲酒する理由は違うと思う。
自分に該当するのは上に挙げたのが要因だったんじゃないのかなと。
仕事が終わってたから缶ビールを
プシュッと開けて何も考えずに
のどから胃へと酒を流し込むと、
気分がすうっとして頭がぽわあんとなって
途端に柔らかな幸福感に包まれた様な気がしていた。
もうぉ~何にもしたくない!
なあ~~んもしない!!
誰にも邪魔されないぞー
このささやかな幸せの時間だけは!!!
そんな風に考えていたんでしょうね…。
でも眠りから醒めてみるとその幻想の欠片は、
重しとなって身体にジャラジャラと縛り付いていた。
ダルくて気分は憂鬱で足取りはふらふらと。
歯を磨いているといつもの吐き気が込み上げてきて嗚咽を繰り返す。
その一連の儀式を終えてから嫌な気分で仕事へと向かう毎日だった。
どうして仕事で疲れてる身体に更に酒を入れてまた疲れさせるのだろう??
断酒をしてから当たり前の疑問に行き着いた。
気分なんて晴れる事なんて無くて
起きて辛い思いを吐き出して…
何の解消にもなってないじゃん。。
懲りずになんてバカな事をしてたんだろ。。
結局、孤独感を埋める為に飲酒してたんだと思う。
仕事のイライラを引きずって人間関係も自分自身さえも否定して酒に飲まれていた。
否定して否定して落とした気分を夢にまで連れていって…そりゃぁ寝ても覚めても疲れは取れないでしょうよ!!過去の自分よ!!(泣)
断酒してからは目覚めが何処かスッキリ。
本を読んだり部屋を片付けたりができてるおかげで、
スパッと日常と仕事を切り捨てられる様になったからだと思う。
自然と今ある現状を受け止められて、足りない部分は補って。
今後の為に出切る事を準備して、
色んな事に目を向けて興味を絶やさずに。
自由奔放になれてる気がする。
酔いから醒めてむかしの自分に戻ったんだ。
断酒してからやってることはむかしやってたことばかり。
本を読む事もブログを書く事も。
見つめ直す時間を持って、
時々振り返ったりして、
また書き始めたのは
肯定していたい自分に。
また辿り着けたから。
これからは少し早足で取り戻しながら進んでゆきたい。