お酒をやめたメリット"断酒33日目" - 人生なんてほろ苦いチョコレートのようなもの。

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ハッキリ言います。
メリットなんかないですよ！！

そんな都合良いことなんてないない。
そもそも善いことが無ければやめられないなら
やめなければいいんですよ。
今まで通り飲んだくれてるだけ、その方が飲めない辛さもないですから。

それでもメリットなんか無くても酒を断って良かったなとしみじみ思う。
その理由はきっと酒を飲む事で誰にも迷惑をかけなくなった！からだと思うんです。
お酒事件簿なんて笑い話にしちゃいますけど…周りの被害者達に取ってみたら
全然笑えませんよ！
身に覚えがあるからよーく分かります。。
後日謝っても目すら合わせてくれなくなりますからね…。

これだけは言えます。
自分の為だったら絶対にやめてなかった。
家族の為に、恋人の為に、友達の為に、理由は違うだろうけど
みんな誰かの為に、お酒をやめる決心をつけるんです。

メリットって自分が得する事ですよね？
肝臓の数値が良くなったとか
朝起きて気分が悪くないとか
酔って事件を起こさなくなったとか
あるにはあるけど…
でもそれって、ただ正常に戻っただけなんです。

今までが異常すぎたから
その変化を感じ取れるのは
素直に嬉しいけど。
そんな事は当たり前で得したわけじゃなくて
進行形で損していた分を取り戻しているんです。

だから冒頭で断酒をするメリットは無いって言い切ったんです。

メリットを受けるのはあくまでも
周りに居てくれている大切な人達。

もう酔っ払いの相手しなくていいし、
なにより迷惑かけられないという安心感。

口では「本当にお酒飲まないんだ？」
とは言うけれど。
きっと嬉しく思ってくれてます。(はず…)

以前だったら「お酒ばっか飲んでると身体壊すよ！」
って心配してくれてたけど。
内心は愛想尽かされてたんだと思う。

この小さな変化でも共有してくれる人がいる事は、
とても幸せな事。

それを素直に受け止めて
また相手に返す。

その繰り返しの中で
はじめて断酒して良かったと思えるようになるんです。

つまりお酒を飲む事はとても自分勝手で
周りの人の事なんてなんにも考えてなかったんですね。
自分の場合は恥ずかしながらそうでした。