人生なんてほろ苦いチョコレートのようなもの。

お酒をやめるのって体にも心にも良い事ばかり。

断酒への軌跡

1月に入ってから冬らしく気温も大分下がり
手がかじかむ日も増えてきました。
今夜から東京でも降雪を囁かれてる深夜に
つらつらと文章を打っているkentaです。
こんばんは。ご無沙汰しておりました。


一年以上の間、このブログを放置していました。
一度お酒を口にしてしまった以上もう断酒ブログを
書く資格が無いと足が遠のいてしまっていました。
久しぶりにはてなブログを開いてるみたら
アクセス数が上がっていて驚きました。
ブログランキングもなんと現時点で7位!!

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更新していないのにこんなにも順位が上がっているという事は
お酒を辞めたいと思っている人の需要が増えてきているだと思うんです。
基本断酒ブログはもう既にお酒を辞めた人が書いていますよね。
自分もそうでした。

slightly-bitter-chocolate.hatenablog.com

過去記事にもある通り
その人なりのタイミングがあると思うんです。
あせらなくていいんです。大丈夫。保証します。
絶対にやめられる時は来ます。


そこで近直お酒をやめる前のゆるく断酒を
やって行きたいなと思っています。


始めやすい手順と方法
自分が失敗した点を含めて
断酒の入り口になれる様に
発信していけたらなと思っています。




飲酒と断酒。

 

 

ご無沙汰しておりました。

お久しぶりです、こんにちは。

 

 

最近はと言いますと、、今月から職場の環境が変わりました。

今まで背負っていた荷物の量が少し減り気持ちは随分と楽になりました。

 

 

相変わらずお酒は飲んでいません。と言いたいところですが・・。先日ストレスの源だった上司の送別会で5ヶ月ぶりにお酒を口にしてしました。。

決して強要されたとかではなくて言い訳になってしまうんですがシラフでその場に居たという事にしておきたくなかったのと一緒に飲みたいと前から思っていた人達がいたから。

まあ、その、、色々な経緯で。

そんな事を今更言っても何も変わらないので、久しぶりに飲んだお酒の感想とその後はどうなのかをお伝えします。

 

 

初めはノンアルコールで3杯、次に日本酒お猪口で3杯、2軒目でビールを2杯飲みました。飲んでいた頃からしたら飲んだ内には入らない量。酔っ払ったかというと全然酔わなかった。飲んだ後、帰りに異常に喉が乾いて水を買ってすぐに飲み干した。

口と胃から酒の臭いが消えなくてただただ不快だった。

家に帰ってからすぐに寝なかったおかげか次の日には引きずらなかった。いつもより寝起きはスッキリしていた様な気がした。

 

 

断酒の世界では再び飲んでしまう事をスリップというそうです。

我慢できなかったり寂しかったり苦しかったりした時にどうしようもない衝動で再び酒に手を出してしまう。

今回の再飲酒がそれになるのかは分からない。ただ再飲酒した。

罪悪感や背徳感も無かった。その後は一滴も飲んでいないし飲みたい衝動も不思議と湧いてこない。

よく我慢していると思われるのだけど、酒を飲まない事が前提になっているから選択肢に入らないだけなんです。

何で煙草吸わないの?と聞いているのと同じ。

 

 

ただ、お酒を飲んで問題行動を起こしてしまう自覚がある方はもう一生お酒とは縁を切った方が身の為です。

余計なお世話ですね。

飲めるけど飲まない事を選んだ方が良い生き方を送れるんじゃないかと再飲酒をして身をもって学びました。

 

 

 

 

 

飲酒者の分母

 

 

今日、仕事の都合で行った滅多に行かない駅。

今ではよく見かけるようになった路上喫煙禁止条例の看板。

文言には「見つけたらすぐ科料

つい十数年前までは駅のホームに灰皿が置いてあった。

その時にはこんな看板が立つなんて夢にも思わなかった。

どうしてこんな事が出来るようになったのか考えてみた。

言い過ぎかもしれないが体感だと男性の7割近くが喫煙者だった。

煙草を吸うのが息をするのと同じくらいの感覚。

今ほど煙草の匂いを気にする事は少なかった。

日本中が煙草臭かったから。

 

 

 

変わったのは煙草の大幅な増税からだと思う。

300円台で買えていたのが一気に400円前半台まで値上がり

多くの大人達が思春期の名残りから卒業した。

多数派から少数派へと変わった事でテレビのCMは無くなり

自販機はタスポがないと買えなくなり受動喫煙問題が取り沙汰されるようになった。

吸わない人=クソ真面目なつまらない奴から、

吸わない人=常識のある社会の鑑と言われるまでのし上がった。

寛容されていたはずの煙草が絶対悪になったのは

非喫煙者の訴えが認められたのでは無く禁煙者が煙草を再び吸わない為に

起こした社会的運動のようなものだと勝手に思っている。

 

 

 

 

これを酒に置き換えてみたらどうでしょう?

非飲酒者は酒は体に悪いと分かっていても飲酒者に強くは言えない。

四六時中買えて街には居酒屋ばかりで酒は寛容されているから。

酒を飲まない奴=人生の半分を損しているヘタレつまらない奴。

飲酒者はよくこう言う「何で酒飲まないの?」と。

酒を飲まない理由を聞いてくる。

体を壊してから飲めなくなったからと言うと

まるで言い訳でもしているような気分になる。

これは全く逆で飲酒者は理由もなく酒を飲んでいるだけで、

飲みたいからストレスだのと言い訳をしている事に気付いていない。

だったら煙草だって同じでは?何が違うのだろう。

そういう時代だけの問題ではないはず。

 

 

外国では路上飲酒は禁止なのに日本では禁止ではない。

販売時間も制限されている国だってある。

日本より酒税が安い国もあるけれど飲み放題なんてあるのだろうか。

 

 

あと何年で酒は煙草と同じ末路を辿るんだろう。

禁酒が酒を見たくないから社会運動をし始めるんだろうか。

 

 

個人的には酒も煙草もほどほどにやっていけるのが

良いのではと思う。

 

 

 

断酒をして3ヶ月以上経つけど

人生が楽しくなったわけでも豊かになってもいない。

だからといってつまらなくもなっていない。

有っても無くてもどちらでも良い。

ただ飲んだくれには二度と戻りなくない。

 

酒の無いキャンプは楽しいか"断酒86日目"


今日は小学生以来のキャンプに来ています。

都内だけど久々に
時計を気にせずアナログ生活。
陽の時間に合わせたリズムが心地好い。


川原でバーベキューをして
石を投げて水切り、
川の冷たさが夏を引き立て
年甲斐も無く花火をして騒いだ。


足らないものはたくさんあるのに
満たされた時間。
無駄にせかせか働かなくても
生活は何処だって成り立つ。


取り残されていた時間を
見付けたような気がする。


酒が無くても楽しめた。
酒が無かったから感じられた。


余韻を感じないまま
眠りに誘われるまま
酒に酔わされたまま


朝日に迎えられる
酒飲み達のイビキの大合唱。


蝉の鳴き声より寝苦しいかな




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酔って幸せなのは脳だけ"断酒77日目"


仕事の帰りがいつも遅い為
終電近くの電車に乗る事が多い。


場所柄のせいか駅のホームには
必ず酔い潰れている人がいる。


うずくまって介抱されている人。
眠りこくって駅員に肩を揺らされている人。
千鳥足でそこらに吐き散らしている人。


毎日飽きないくらい見かける。
自分が同じ時間をループしているんじゃないかと錯覚しそうになる。


好きでそうなっているのか知らないが
その酔っ払い達は必ず誰かに迷惑をかけている。


ストレスを発散するのは勝手。
人にストレスを与えるのは等価交換の原則に基づいての事なのだろうか。
そんな訳がない。


酔っ払っている時間は
羞恥心を捨てているのでしょう。
いや感じていないだけでしょう。


冷ややかなる羨望の眼差しに。


酒に理性を抜かれた
酒に囚われた操り人形。


滑稽に踊らされて歩む
その先は幸せへの近道なのか。


身体の自由を奪われ
周囲を遮断し何も感じない
自分だけが楽しい世界。


夢のような時間から醒めたら
青い鳥を探してみてはいかがでしょうか。


酒が見せる現実"断酒75日目"

酒に依存している人程
自分を大きく見せたい人が多い。


責めるのは得意でも
受けるのは不得意だ。


自尊心が強いせいなのか
些細なことでストレスに感じる。


自身を保つ為に酒に頼る。
周囲には頼れないのに。


常に情緒不安定なのは
脳がアルコールを求めてるから。


酒はあなたを孤独へと誘う。
醒めない世界は暗い部屋。


空の酒が転がる現実は
世界の果てにさえ思えるでしょう。

夏と酒の相性の悪さ"断酒62日目"


夏も本番、一昔前の
ビールの広告ポスターといえば
健康的な水着美女を連想します。
お店に貼ってあるのを見ると
子供心にも夏だなと実感したものです。
同時に不思議な気持ちも
湧き上がってきたのもその頃…。⬅




ビール+水着美女=夏
この式を疑いもせずに大人の階段上ってきました。


でも今ではよく分かりません。
夏にビールを飲んでいないからじゃなく
夏は人から水分を奪って死に至らす季節だからかもしれない。




アルコールはただでさえ
利尿作用があるので大量の汗をかく夏との相性は最悪。
喉が渇くだけならまだ良くて
屋外はもちろん屋内でも
熱中症の危険がある。



こんな経験は無いでしょうか?
バーベキューや海に出掛けて
炎天下の中、ビールや他のアルコールを飲むと
いつもより酔いが回ったりしませんか。
ひどい時は一杯で具合が悪くなる人もいます。
昔、海の家でバイトをしていたので
よく分かります。




何年か前に近所の祭りで
酒を飲みながら屋台をやっていたおじさんが、
熱中症で病院に運ばれそのまま帰らぬ人となってしまうという事がありました。



お茶でさえも夏には良くないのに、
アルコールを飲むのは自殺行為…。
たまに話をする方だったので
突然すぎて信じられませんでした。



夏にビールは喉が余計に渇きます。
水分が体外に排出されている分
アルコールの回りが早くなり
気が付いた時には手が痺れてきて
しまいには動けなくなってしまいます。
ビールでは水分補給はできません。



熱中症に気を付けましょうと
酒の大手メーカーが広告を出さないのはなぜなんでしょう。
間接的に人を殺めてしまっているのに…。



お酒を飲むのは自由で
罪には問われない。
今の時代になんの声も上がらないのは
不思議でなりません。
自己防衛するしかないのが現状なんですね。
お酒を飲まれる方は、
くれぐれもお気を付けて。